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加熱式タバコの「アイコス(iQOS)」ってなに?その特徴やメリット、デメリット、それでも「電子タバコ」をおすすめする理由とは?

2015年に販売が開始されてから現在まで、その人気は衰えることを知らない新型タバコといえば、今回ご紹介する「アイコス(iQOS)」が有名です。

聞いたことならあるという方、アイコスの話題が多くなったという方、友人や同僚にいち早くアイコスに切り替えた人がいる方など、普段の生活でもアイコスという名称をよく聞くといった方も結構多いのではないでしょうか。

日本国内で爆発的な人気を誇るアイコスですが、よく考えてみるとその使い方や用途、そしてメリットやデメリット、従来の紙巻きタバコや電子タバコとの違いについてよく知らないといった人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、数年前から話題の新型タバコ「アイコス」についての基本や、使用することのメリットやデメリット、そしてよく誤解される電子タバコとの違いなどについていろいろとご紹介していきます。

◆フィリップモリス社製の「アイコス(iQOS)」って一体何だろう?◆

フィリップモリス製の電子タバコアイコス

世界のフィリップモリス(Philip Morris)社から2015年に新感覚のタバコとして発売されたのが、今回取りあげている「アイコス(iQOS)」という製品です。

日本国内でも絶大な人気を誇るアイコスの魅力やメリット、デメリットなどについていろいろとみていきましょう。

《売り切れ続出のアイコス》

日本国内でアイコスが購入できる場所は、東京を中心とした全国大都市に設置されているアイコス公式ストア、ならびにコンビニエンスストア、そして一部のタバコ販売店です。


アイコスが販売されるよりも前から欧米を中心に高い人気を誇る「電子タバコ」がありますが、電子タバコとアイコスは似ているようで実はまったく別のタイプのタバコです。

《アイコスは電子タバコではない新しいタバコ!?》

アイコスは、厳密にいうと電子タバコではありません。

熱で温めて吸うという点では電子タバコと同じですが、アイコスは新生代のタバコであり「加熱式タバコ」という異名をもちます。

アイコスは、アイコス本体に装着した専用のヒートスティックを「火を使わずに」、「加熱する」ことで発生する蒸気を吸いこむタイプのタバコです。

アイコスと電子タバコの大きく違うところは、電子タバコは専用のリキッドを温めて吸いこむタイプのタバコであるのに対し、アイコスは練りこんだ「タバコの葉」が専用のヒートスティックに含まれているということです。

タバコの葉を使用するので、従来の紙巻きタバコにより似た感覚を味わえるのは電子タバコよりも加熱式タバコであるアイコスであるといえます。

《有害物質が9割以上も軽減されるとされている》

加熱式タバコであるアイコスは、専用ヒートスティックを燃やさずに温めることで蒸気を発生させます。そのため、通常の紙巻きタバコにくらべ、「有害物質が9割以上も軽減される」と発表されています。


なぜ有害物質がこれほどまで軽減されるかというと、それはやはり加熱式のタバコであるという特徴が大きく関係しています。

従来の紙巻きタバコでは、タバコの葉を燃やすことで吸いこむタイプのタバコです。タバコの葉に含まれる「タール」という発がん性物質は燃やすことで発生することから、そのイヤな煙が喫煙者自身、そして周りにいる人々に「副流煙」という形で健康被害をもたらします。

熱で温めて発生する蒸気を吸う加熱式タバコは、タバコの葉を燃やすことがないため「タールの発生を最小限に抑えることができる」のです。そして、タバコを吸ったときの煙もこれまで以上に抑えられることから、周囲の人に迷惑をかけないためにも効果的とされています。

《現在のフレーバーは全6種類》

2017年7月現在、日本国内で販売されているアイコスの専用ヒートスティックのフレーバーは「全6種類」です。

もっとも一般的なレギュラーをはじめ、バランスドレギュラー、スムースレギュラー、ミント、そして今年はじめ頃に販売されたメンソールやパープルメンソールがあります。

それぞれのフレーバーは香りのほか、ニコチンの量や吸ったときの軽さや重さの感じ方に違いがあります。

《アイコスにはニコチンが含まれる》

アイコスを購入しようかと考えている、またはパートナーにアイコスへの切り替えを勧めようかと検討している人がよく勘違いしやすいポイントがあります。

それが、アイコスにはタールの発生を極力抑える効果がある代わりに、「ニコチン」は従来の紙巻きタバコ同様に含まれているということです。

専用のヒートスティックに含まれるニコチンの量が明確に記載されてはいないのですが、紙巻きタバコから依存性の高いニコチンが含まれるアイコスに切り替えたからといって、禁煙ができるわけではないのです。


◆アイコス(iQOS)の使い方で覚えておきたいこと◆

アイコスの使い方と注意点

これからアイコスを使おうか検討している方に覚えておいて頂きたい「アイコス(iQOS)の使い方」についてご紹介します。

《専用のヒートスティックを使うアイコス》

アイコスの使い方で特徴的なことが「専用のヒートスティック」が使うということ、そしてアイコス本体が必要になるということです。

専用のヒートスティックは通常の紙巻きタバコに似たような形をしていますが、長さは明らかに短くなります。火で燃やさずに熱で温めて吸うことから灰がでないため、吸い殻の処理に困ることはありません。

《ポケットチャージャーで充電しながら使う》

これからアイコスを普段使いしようとしている人が、慣れるまでに時間がかかりそうな点が「一度に吸える回数と時間」です。

アイコスは、タバコの吸いすぎを抑えるためにも効果的な仕様ではありますが、それと同時に一度に吸引できる回数や時間が決まっているのです。アイコス本体と専用ヒートスティックのほかに、「ポケットチャージャー」を常に持ち歩く必要があります。

アイコスは一度につき、吸引できる回数が「14回」、そして時間いえば「6分間」喫煙すると充電が必要になります。

そのため、紙巻きタバコであればライターで火をつけるだけで吸えていたのに対し、アイコスにすることで面倒な作業が増えてしまうのです。

《加熱用ブレードは繊細だから丁寧に扱う》

アイコス本体には、専用ヒートスティックに熱を伝えるための「加熱用ブレード」という部分があります。

慎重にまっすぐ差し込まないとヒートスティックがズレてしまいますし、繊細で壊れやすい加熱用ブレードを折ってしまうことにもなりかねません。ここの部分が折れてしまうとアイコス本体ごと買い替えが必要になるので、丁寧に扱うことを心がけることが大切です。

《一日の喫煙量が多い人は充電ケーブルが必要》

吸うたびに毎回充電が必要になるアイコスは、「一日の喫煙量が多い人ほど充電ケーブルが必要」になります。

専用ヒートスティックを1日1箱くらいの単位で吸う人であればポケットチャージャーだけで足りることもありますが、それ以上吸う人にとっては充電ケーブルをいっしょに携帯したほうが良さそうです。


◆従来の紙巻きタバコからアイコスに切り替えるメリットとは?◆

アイコスのメリット

《メリット1.火を使わないで吸えるタバコ》

紙巻きタバコからアイコスに切り替えることのメリットに、「火を使わないで吸えるタバコ」という特徴が挙げられます。火を使わないので火事を引き起こす原因を大きく軽減できますし、子どもがタバコの火や灰で火傷をするといった被害を防ぐことができます。

《メリット2.タールなどの有害物質の発生を9割以上も削減》

世界的な禁煙活動が進められるようになった理由、それが「受動喫煙」という問題です。

喫煙者が吐きだすタバコの煙は副流煙といい、それを非喫煙者が間接的に吸いこんでしまうことでタバコを吸わない人が「受動喫煙者」になってしまうのです。副流煙にはタールをはじめとした発がん性物質が多く含まれていることから、受動喫煙者の健康被害を引き起こす可能性が高いのです。

従来の紙巻きタバコからアイコスに切り替えることで、「タールなどの有害物質の発生を9割以上も削減できる」とされていることから、受動喫煙という問題を軽減して、周囲に迷惑をかけることなく吸えるといったメリットがあります。

《メリット3.煙は少量で蒸気が少しでる程度》

アイコスは燃やさないで使用するタバコであることから、「煙の量が少ない」という特徴があります。モクモクと煙をだすこともなく、少量の蒸気だけがでるようになっています。

そのため、周囲を気にして肩身の狭い思いをしていた人も、煙が少ないことから以前よりも気兼ねなく喫煙できるようになりました。従来の紙巻きタバコを吸ったときに発生する「タバコのヤニ」も軽減されることから、家の壁が黄色くなったり、服の色が変色したりといった問題を軽減できます。

《メリット4.喫煙者自身の健康被害を軽減できる》

アイコスに切り替えることで、タールの発生を9割以上削減できるとされています。そのため、発がん性物質のあるタールを直接吸っていた「喫煙者自身の健康被害を軽減できる」といったメリットがあります。

《メリット5.タールの臭いに気づくようになり紙巻きタバコに戻れなくなる》

アイコスを吸っているときにも専用ヒートスティック特有のニオイがあるものの、タールに嫌な臭みが軽減されることから徐々に嗅覚に変化がでてきます。

喫煙所でアイコスを吸っていると、ほかの喫煙者が吸っている「紙巻きタバコのニオイがきつい」と感じるようになるのです。アイコスに慣れてしまうと、これまで吸っていた紙巻きタバコの煙が臭く感じ、実際に吸ってみても不味くて吸えないといった状況になります。

アイコスにはニコチンは含まれているので喫煙自体を止めるということは難しいのですが、その分タールなどの有害物質の発生を抑えることで喫煙者自身、そして大切な人の健康を守れるといった効果があるのです。


◆アイコスに切り替えるまえに知っておきたいデメリットとは?◆

アイコスのデメリット

《デメリット1.タバコの葉にニコチンが含まれている》

アイコスを使用しようか迷っている人に必ず知っておいてもらいたいこと、それは「アイコスはタバコの葉」を使うということです。

紙巻きタバコのように火を使いタバコの葉を燃やすわけではないので、有害物質であるタールの発生は削減できます。しかし、タバコの葉に含まれる強い依存性をもつ「ニコチン」の発生は防げません。そのため、禁煙目的でアイコスに切り替えるのはあまり効果がないといえそうです。

《デメリット2.毎回吸うたびに充電が必要なので面倒くさい》

アイコスをはじめて吸う人によっては、その使い方がそもそも「面倒くさい」と感じる人が多いようです。アイコス本体に専用ヒートスティックを入れるのもそうですが、一回使用するごとに充電が必要になる仕様になっていることからストレスを感じる人もいるようです。

《デメリット3.くわえタバコは現実的ではない》

仕事をしながらタバコを吸う人もなかにはいるようですが、アイコスは「くわえタバコはできない」ということを覚えておきましょう。本体をどちらか一方の手で支えながら吸うようになるので、両手を使い何かをしながらの喫煙はあまり現実的ではありません。

《デメリット4.コストが従来のタバコよりも高くつく》

アイコスのメリットを打ち消すようなデメリット、それが「コストが従来の紙巻きタバコよりも高くつく」ということです。

喫煙による健康被害を削減できる魅力がアイコスにはありますが、その分アイコス本体を購入するための費用がかかる、寿命があるのでその都度購入し直さなければならいことから経済的には負担が大きくなります。専用のヒートスティックの価格は通常の紙巻きタバコと同じです。

《デメリット5.アイコスに切り替えたことで禁煙できるわけではない》

紙巻きタバコからアイコスに切り替えることで禁煙できる!?とイメージする人も多いようですが、実際には有害物質であるタールなどの発がん性物質を軽減できるだけであり、依存性の高い「ニコチン」は従来の紙巻きタバコと同様に含まれていることを忘れてはいけません。

アイコスに切り替えることの最大の目的は、おもに受動喫煙となる大切な人や家族の健康被害を防ぐためであり、禁煙を目的とするのではあればアイコスではなく電子タバコのほうが効果的です。


◆アイコスよりも「電子タバコ」に切り替えたほうが良い理由!!◆

電子タバコのメリット

《電子タバコを推奨する理由① アイコスのようにニコチンが含まれていない》

電子タバコとアイコスの大きな違いのひとつに、使用する材料の違いがあります。

電子タバコは専用のリキッドを使用するのに対し、アイコスはタバコの葉を入れた専用ヒートスティックを使います。

日本国内で販売されている電子タバコのリキッドには、「タールやニコチンが含まれていません」。そのため、「禁煙目的」に従来の紙巻きタバコから卒業しようと思っている方にとっては、タールやニコチンが含まれるアイコスに切り替えるよりも、電子タバコに切り替えたほうが効果的なのです。

《電子タバコを推奨する理由② 喫煙者自身、そして大切な人の健康被害を防げる!》

アイコスではなく電子タバコを推奨する理由、それは「喫煙者自身、そして大切な人の健康被害を防ぐため」です。

アイコスはタールを含めた有害物質を9割以上削減できることが魅力ですが、従来の紙巻きタバコからアイコスに切り替えることで有害物質を削減し周囲の人への健康被害を軽減させられますが、被害は改善することができないのです。

電子タバコに切り替えることで有害物質を排除することができるので、健康被害を防ぐためにはアイコスよりも電子タバコのほうが効果は高いといえるのです。

ここまで、アイコス(iQOS)の基本情報やメリット、デメリットなどをいろいろとご紹介してきました。

日本国内でも大きな話題を集め、その人気が留まることを知らないアイコスですが、メリットのほか、デメリットも多いことを覚えておかなければなりません。

加熱式タバコであるアイコスと電子タバコは、火ではなく電力で温めて蒸気を発生させることに共通点があります。しかし、この二つは異なる点も多く、「禁煙目的」や「健康被害を防ぐため」であれば、アイコスよりも「電子タバコ」に切り替えたほうが断然におすすめなのです!!

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